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別れの挨拶を英語で!旅先で使える別れ際の英語表現

もう二度と会うことはないかもしれない。旅先ではそんな出会いの積み重ねで、そんな人達との出会いは何にも変えられない宝物です。特に、ホストファミリーや民泊などで濃い時間を一緒に過ごしたメンバーとの別れは感慨深いもの。色々言いたいことはあるのに言葉が思い浮かばない、なんて言語道断!感謝や悲しみはしっかり伝えたいものです。今回は、そんな旅先で使えるお世話になった人との別れの挨拶を紹介します。

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感謝を述べる

Thank you for everything.

色々とありがとうございました。

Thank you for having me.

泊めていただきありがとうございました。

Thank you for your kindness.

親切にしていただきありがとうございます。

I appreciate your hospitality.

みなさんの思いやりに感謝します。

I am glad that you are my host family.

みなさんがホストファミリーで良かったです。

I’m happy that we met.

出会えて嬉しいです。

We enjoyed staying here with you.

みなさんと一緒で楽しかったです。

解説

「Thank you.」や「Thank you very much.」は誰もが知っている感謝の表現ですね。「ありがとう」で気持ちは伝わりますが、少し味気ない気がしませんか?そんな時は「Thank you for ~.」を覚えておくと良いですよ。「~してくれてありがとう。」と、具体的に何に感謝しているのかを述べることができるからです。

 

どんなシチュエーションでも失敗なく使えるのは「Thank you for everything.」((あなたがしてくれた)全てのことに対してありがとう。)」です。英語には「お世話になりました。」に値する表現がありません。代わりに「Thank you for everything.」を使って「色々とありがとうございました。」と伝えます。「Thank you for ~.」を使うと、感謝したい内容を明確に伝えることもできます。「Thank you for having me.(泊まらせてくれてありがとう。)」や「Thank you for your kindness.(親切にしてくれてありがとう。)」「Thank you for your delicious meals.(おいしい食事をありがとう。)」など、別れ際の挨拶に使うことが可能です。

 

そして、感謝を伝えるフレーズは「Thank you.」以外にも存在します。ひとつは「I appreciate your ~.(~していただき感謝します。)」です。丁寧な表現で、ビジネスシーンやフォーマルな場面でも問題なく使えます。「your ~」には、「Thank you for ~.」と同じ内容を入れることができます。「appreciate」の発音は「ァプリィシエイッ(ト)」となり、「プリィ」を強く発音します。

 

もうひとつは「happy」または「glad」を使う表現です。どちらも「嬉しい」を意味しますが、感謝を伝える場面にも当てはめて使用可能です。「I’m happy/glad that S+V.」「~で嬉しいです。」のフレーズを使えば、感謝や喜びを無限大に伝えることができます。「I’m happy that we met.(出会えて嬉しいです。)」や「I’m so glad that you are my host family.(あなたがホストファミリーで本当に良かったです。)」のように使ってみましょう。

 

また、「楽しかったよ」を続けて使うことで、具体的な思い出や感謝を伝える方法もあります。「I enjoyed spending time with you.(みなさんと一緒に過ごせて楽しかったです。)」や「Staying at your house was really fun.(あなたのお宅に滞在したことは、とても楽しかったです。)」など、どんな内容にも応用できます。覚えておくと良いでしょう。

 

別れを惜しむ、別れの挨拶

I will miss you.

寂しくなります。

I don’t want to leave.

帰りたくないなぁ。

Let’s keep in touch.

連絡を取り合いましょう。

Take care of yourself.

体に気を付けてね。

I will message you when I get to Japan.

日本に着いたら連絡します。

See you again.

また会いましょう。

Good-bye.

さようなら。

解説

日本語と比べると、英語にはストレートな表現が多いことが特徴です。中でも「I love you.」や「I miss you.」を口に出すなんて恥ずかしい、と感じる日本人はとても多いように感じます。しかし、これらは恋人に対してだけでなく家族や友人と一緒に日常的に使える表現なんです!ネイティブは毎日ごく普通に使っています。

 

「I will miss you.」は、「寂しくなるなぁ。」と言う意味で別れ際の挨拶に必要不可欠な表現です。相手が先に「I will miss you.」と言ったら「I will miss you too.(私もです。9」と返事をしましょう。そして、「I love you.」は家族や友達同士で「好き・大切」を伝える一般的なフレーズです。「I love your family.」または「I love you all.」を使って「ホストファミリーのみんなが大好き!」を伝えてみましょう。喜ばれる事間違いなしです。

 

「I don’t want to leave.」は「帰り(去り)たくない。」と言う意味です。「don’t want to」は「don’t wanna」に言い換えても問題ありません。これは、自分の国へ帰りたくないほどホームステイが楽しかった、と言う思いが伝わる一言と言えるでしょう。他に「I don’t want to go.(行き(去り)たくない。)」や「I don’t want to go back to Japan.(日本に帰りたくないなぁ。)」と言うこともできます。

 

「keep in touch.」は「連絡を取り合おう。」と言う熟語です。「Let’s keep in touch.」もしくは「Let’s be in touch.」と言います。現代は地球の反対側の人ともSNSで繋がることができます。ちなみにLINEは欧米諸国ではメジャーなアプリではありません。新たに入手してもらうにしても説明が大変なので、帰国した後も連絡を取り合えるようにFacebookやInstagram、Twitterなどの複数のアカウントを用意しておくことをおすすめします。発音ですが「キープインタッチ」と3語はっきりと発音するのではなく「キーピンタッチ」のように繋げて言いましょう。

 

いよいよお別れと言う時には、「Take care of yourself.(体に気を付けてね。)」と相手をねぎらいたいものです。「Take care.」だけでも「気を付けて」の意図は伝わるのですが、どちらかと言うと「じゃあね。またね。」のような軽い別れの挨拶として使われます。「of yourself」と加えると、相手を思っている様子がより一層伝わります。

 

「take care of ~」の本来の意味は「~の世話をする」です。従って、「(その場に居ない)奥さんも体に気を付けてね。」は「Take care of your wife.」ではありません。これでは「しっかり奥さんの世話をしなさいよ!」と、命令していることになってしまいます。こんな時は「Please tell your wife to take care of herself.(奥さんにも体に気を付けて、と伝えてね。)」と言いましょう。

 

日本に着いたら、「無事に着いたよ。」と連絡を入れましょう。海外の長旅は何が起こるか分かりません。ホストファミリーも心配しているはずです。そんな時は「I will message you when I get to Japan.」もしくは「I will let you know when I get to Japan.」と言いましょう。「message」は動詞として使えます。「let you know」は「あなたに知らせる」と言う意味です。また、「get to」を「arrive at」に換えて使用することもできます。

 

「See you.」と「Good-bye.」はどちらも「さようなら」ですが、ネイティブは使い分けています。「See you.」にはまた会えるニュアンスが、「Good-bye.」にはもう会えないニュアンスがそれぞれ含まれています。ホストファミリーや民泊のオーナーには、再会できることを願って「See you again.(また会いましょう。)」を使います。「Come visit me in Japan.(日本に遊びに来てください。)」や「I will come back.(また遊びに来ます。)」を付け加えても良いでしょう。

 

日本に到着後の連絡

I came home safely.

無事、家に到着しました。

Thank you again for having me.

宿泊させてくれてありがとうございました。

Hopefully, I will see you again.

また会えると良いですね。

解説

日本に到着したら、無事に着いたことを知らせましょう。その際に、もう一度お礼も伝えるとより丁寧です。まず、「I came home safely.(無事、家に到着しました。)」や「I just got to Haneda airport.(羽田空港に着いたところです。)」など、状況を伝えます。そして、ホームステイのお礼をします。「Thank you again」は、別れ際にも伝えているけどもう一度お礼をする表現として覚えておくと便利です。

 

また会えるかどうかは分からないけれど、再会を願って使うのが「Hopefully, I will see you again.」です。「hopefully」は「願わくば、うまくいけば」と言う希望を持った表現で、よく使われています。「I hope to see you again.」も同じ意味になるので、どちらを使っても問題ありません。

 

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