ヘッダー

レストランの予約に英語で挑戦!おさえておきたいフレーズと発音集

旅先での楽しみのひとつ、食事。ガイドブックに載っているような有名店から地元民しか行かないような穴場まで、その地ならではの食事を楽しみたいですよね!海外旅行で自由に動ける時間は限られています。行ってみたら満席だった、なんて失態は避けたいもの。そこで今回は、レストランを電話で予約・キャンセルする際におさえておきたいフレーズは発音のコツを紹介します。

オプトインバナー


電話で予約する

ABC restaurant. How may I help you?

ABCレストランです。ご用件を承ります。

Hello. I’d like to make a reservation. / I’m calling to make a reservation.

もしもし。予約をしたいのですが。

Thank you. What day? / What date?

ありがとうございます。いつですか?

This Friday, the 10th.

10日、今週の金曜日です。

What time?

何時ですか?

7 p.m.

夜の7時です。

How many?

何人ですか?

3 adults and 1 child.

大人3人と子ども1人です。

Let me check the table. Just moment, please.

空きを確認しますので、少々お待ちください。

Thank you for waiting. We have booked you. May I have your name?

お待たせしました。ご予約できました。お名前をよろしいですか?

Takahashi, T-A-K-A-H-A-S-H-I

高橋、タカハシです。

Alright. Thank you. We look forward to your visit.

承知しました。ありがとうございます。当日お待ちしております。

Thank you. Bye.

ありがとうございます。では。

解説

まず電話をかけると店員は「店名」を述べて電話を取ります。「ABC restaurant」のように、短いお店があれば「Thank you for calling ABC restaurant. This is ~ speaking. How may I help you?(お電話ありがとうございます、ABCレストランの~です。ご用件を伺います。)」のように長いセリフのお店もあります。お店や店員によってまちまちです。

 

しかし、心配いりません。何を言われてもこちらからの第一声は1つ。「Hello. I’d like to make a reservation.(もしもし、予約をしたいのですが。)」これだけです。英語での電話のやりとりに、苦手意識を持っている日本人は少なくありません。確かにface to faceと比べると聞き取りにくいのですが、だからこそ短い文章で伝えることを意識して話してほしいです。ちなみに「reservation」の発音は「ウィザヴェイション」のようになります。Rの前に軽く「アイウエオ」を入れると、ネイティブっぽく聞こえます。

 

ここから先は、短い質疑応答が続きます。まず「What day?(何曜日ですか?)」もしくは「What date?(お日にちは?)」と聞かれるでしょう。「day」と「date」の違いを聞き取るのは難しいです。そこでどちらの答えにもなる「This Friday, the 10th.」と言う回答がおすすめです。次に、「What time?(何時ですか?)」に対しては「a.m.」「p.m.」を使って答えます。英語は日本語のように「19時」「13時」のような24進法は使わないので気を付けてください。「How many?(何人ですか?)」に対しては、合計人数でも問題ありませんが、大人と子どもの人数をそれぞれ伝えるとより親切です。内訳を伝えることによって、座席の配慮などもしてもらえるからです。

 

空席を確認する場合は「Just a moment.やHold on a minute.(少々お待ちください。)」と言われます。「Thank you for waiting.」は「お待たせしました。」です。これに対して特に決まった返答はありませんが、「Sure.(全然いいよ。)」や「No problem.(いえいえ。)」と軽く一言述べると良いでしょう。

 

空席確認をしながら電話を受けている店員なら、このフレーズを飛ばして「May I have your name?(お名前お願いします。)」に続きます。英語圏の人にとって、日本人の名前は未知数です。サラッと名前を言うだけでは聞き間違えたりスペルが分からなかったり、トラブルの元になります。「名前→スペル」とゆっくり伝えてください。

 

最後は「We look forward to your visit. Thank you.(当日お待ちしております。ありがとうございました。)」と「Thank you. Bye.(お願いします。さようなら)」が一般的なやりとりです。店員によっては「Have a nice day/ evening.」と一声かけてくれることもあります。これに対しても「Thank you.(You too.)」と返事をして、電話を切れば無事予約完了です。

 

満席の場合(他の日の空席状況を尋ねる)

I’m afraid we are not available that day.

申し訳ないですがその日はお席がございません。

I’m sorry we are quite full that day.

すみません、その日は満席です。

Oh, OK. How about this Thursday?

あら、そうなんですね。この木曜日はどうですか?

Let me see. Yes, we are available this Thursday.

えっと…はい、木曜日は空いています。

Good. Then we will come on that day.

良かった。じゃあ、その日に行きます。

I see. We will think about it. Thanks anyway.

あ、そうなんですね。ちょっと考えます。ありがとうございました。

We will try some other time. Thank you.

また別の日を考えます。ありがとうございました。

解説

希望の日に予約が取れないこともあるでしょう。そんな時は別の日に予約するか、諦めるかどちらかになります。まず別の日に変更するやりとりを、続いて予約をせずに電話を切るやりとりについて解説します。

 

「available」は「空いている=予約OK」を指します。発音は「アヴェイラボー」です。「not available」や「full」「満席」と言われてしまったら、都合がつくなら別の日を提案してみましょう。まず、少し残念そうに「Oh, I see.」や「Ah, OK.」と言って「How about ~?(~曜日ならどうですか?)」と尋ねます。運よく空いていたら「Then we will come on that day.(じゃあ、その日に行きます。)」と伝えてください。「行きます」なのに「come」を使っていることに気が付きましたか?これは英語独特の表現で店員(お店)の方に向かうことは「come」で現す事ができます。「We will go.」と言うと、店員も一緒にどこかへ向かうイメージです。似ているようで矢印の方向が正反対なので気を付けてください。

 

もし、予定が合わず別の日も難しい場合は、諦めて電話を切るしかありません。そんな時は素直に「We are going back to Japan in 2 days.(あと2日で日本に帰っちゃうので。)」のように理由を伝えても良いです。もしくは、「今は予約しない」を意味する「We will think about it.(考えときます。)」や「We will try some other day.(また別の日に考えます。)」と言ってお礼を述べて電話を切っても良いでしょう。「Thank you, anyway.」の「anyway」を付ける意図は、予約はできなかったけれど対応してくれたことに対してのお礼を意味します。

 

予約のキャンセル

ABC restaurant.

ABC restaurant.

Hi. I’d like to cancel my reservation.

もしもし。予約をキャンセルしたいのですが。

When is your reservation?

いつのご予約ですか?

This Friday.

この金曜日です。

And your name?

お名前は?

Takahashi.

高橋です。

OK. I have cancelled it.

はい、キャンセルいたしました。

I’m sorry about that. We will come back.

ごめんなさい。また来ます。

Sure. Thank you for calling.

いえいえ。お電話ありがとうございました。

解説

予約をキャンセルしなくてはいけない場合もあるでしょう。そんな時は「I’d like to cancel my reservation.(予約をキャンセルしたいんです。)」と伝えましょう。「cancel」は「キャンソー」と発音します。コースを予約していたり直前でキャンセルしない限り、キャンセル料が発生するレストランは少ないでしょう。

 

ネイティブの「When is your reservation?」は聞き取りにくいです。「ウェンズヨーウィザヴェイション?」と全て繋がって聞こえるからです。「when」が聞こえた時点で「予約がいつ」なのか聞いているんだな、と察知してください。ここでもやはり、日本人の名前は聞き取りづらかったりスペルが分からず予約リストから探し出せなかったりするかもしれません。そんな時は「Spelling is T-A-K-A-H-A-S-H-I.」「スペルは T,A,K,A,H,A,S,H,Iです。」と添えて上げると親切です。

 

そして、「I’m sorry.」で十分なので、一言謝ってから電話を切ってくださいね。また、海外旅行ならその地を再び訪れるチャンスは極めて低いのですが、相手にはそれは関係のないことです。「We will come back.(また来ます。)」と一言述べても罪にはなりません。

 

オプトインバナー